居宅介護、重度訪問介護のお話

先日、とあるきっかけで居宅介護、重度訪問介護事業所の

経営者(一般社団法人)の方のお話を伺う機会がありました。

その方ご自身も、支援者であり、強度行動障害をもつお子さんの親御さんでもあります。

   

お子さんを取り巻く環境から、本当に今必要な支援は何かということを

当事者として考えた結果、

居宅介護、重度訪問介護事業所を立ち上げたそうです。

  

強度行動障害のある方というのは、

統計上は日本全国でおよそ8000人といわれています。

これは過去に鳥取県内で行われた統計調査から全国規模での数値に換算したもので、

「強度行動障害」そのものも診断名ではなく、状態をさした表現であるため

数字的にはあまり確かとはいえません。

  

実際に普段のお子さんの様子を動画で見せていただき、

将来に向けての自立、一人暮らしについてのお考えをセミナーの中で伺いました。

地方でグループホームを探すことの難しさ、

またそもそもグループホームで生活をしていけるのか、日中支援型においても不安な面があり、

最終的にはグループホームでも、ご家族との在宅でもなく、お子さんだけの

「一人暮らし」を目指して

ご自身でも事業を立ち上げたということです

  

重度訪問介護のサービスをどの程度受けることができるか(支給量の問題)、

あるいは時にショートステイとの併用は可能なのか、

色々なことをクリアしながら、「自立」を意識してお子さんの将来を考えていらっしゃいました。

 

将来、一人暮らしを実現するには、住まいの問題、金銭的な問題も含め、

現状の制度では選択肢はかなり限定的であることを感じざるを得ませんでした。

  

ご本人もそうですし、ご家族の生活もあります。

親御さんもいつかは亡くなる日がくる、またご兄弟がいたとしても兄弟には兄弟の生活がある、

そんな風に自分自身にも置き換えると、行政書士としての伴走の在り方や

家族法務の実務家としてどういった手法が役立てるか(ご家族の遺言、民事信託など)

色々と考えさせられました。

  

制度や法務面で、お客様の明日の【モヤモヤ】を解消していくことを目指して

仕事に取り組んでいますが、

今回このお話を聞いて、まずは強度行動障害について知ること、

そこをクリアにしたいと思い、7月に強度行動障害の支援者養成研修を申し込みました。

  

支援者サイドで本当に気がかりなこと、普段かかえる不安を

ほんの少しでも共有できたらと考えています。

  

受講してみての考えや感じたことは、またアップできたらと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。