経営者や経理担当の方にとっては、毎年恒例かもしれませんが
今月末は処遇改善加算の実績報告書(前年度分)の提出期限です。
自治体によっては今年から電子申請で提出のところもありますが(埼玉県など)、
まだまだ郵送提出のところも多いですね。
毎年計画的に払出しをされている方、
直前になって加算額を払い出し切れていないことに気づき焦ってしまう方、
色々いらっしゃるかと思います。
当然ながら処遇改善加算は、処遇改善、特定処遇改善ともに
法人にプールできるものではなく、
対応する職種に払い出しする必要があります。
逆にいえば、払い出し対象の職員の職種
◆直接支援担当職員
◆サビ管・児発管
◆事務職員、調理員など
さえはっきりしておけば、誰に支払ってもよいわけです。
計画書も実績報告書も、記載する分量自体はほとんどありませんが、
入ってきた加算額以上は従業員に還元する
これに尽きます。
毎月「福祉・介護職員処遇改善加算等総額のお知らせ」が届いているかと思います。
これを確認しながらコンスタントに支払うか、
数か月ごとに総額を確認し、一時金や賞与で支払うなど法人によっても様々です。
ご縁あって実績報告書を数社サポートさせていただいていますが、
毎年この時期になって、焦ることのないよう
キャリアアップ方針を明確にし、コンスタントに管理しておきたいものですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。