先月の下旬に、保育士試験の後期試験(筆記)を福祉科目をメインに受験してきました。
前期試験、神奈川県独自試験を受験して合格した科目であっても、希望すれば受験することができます。
筆記試験は科目ごとに難易度の差が大きい
今回は、子ども家庭福祉、社会福祉科目を解いてきましたが
どちらもなかなか一筋縄に6割以上が取れる試験ではありません。
(保育士試験は、すべての出題科目についてそれぞれ6割以上で合格点です)
受験をしてみて、どちらも「難しい」というのが実感です。
この2科目は、筆記試験の9科目のなかでもっとも難易度が高いと感じます。
試験合格のための講座や書籍などで勉強していたとして、知識で解ける問題もありますが
あと1問が選びきれない等、応用力や想像力がないと非常に悩ましい問題もありました。
以下は、実際に今回の後期試験で出題された問題(「社会福祉」科目)の一つです。
試験問題としては多岐に渡り、このように統計の問題も出題範囲の特定なく出題されます。
保育士になるための素養として、統計や歴史についてはある程度知っておく必要があると思いますが、
自己採点では今回も全問正解とはいかなかったのが現状です。
次は実技試験のステップへ
このように出題範囲が広く、科目ごとに難易度も変わる保育士試験ですが、
科目別合格制であることが保育士試験の良いところです。
例えば、前期の筆記試験で何科目か不合格だったとしても、
次の都道府県独自試験または後期の保育士試験で不合格科目を合格すれば、
その年の後期試験の実技試験を受験することができます。
保育士資格については、待機児童解消のための政策でも注目されており、
「子育て安心プラン」による保育の受け皿を確保する面でも大変重視されている資格です。
障がい児を受け入れる施設においても、基準人員や加配人員として非常に貴重な人材であるといえ、
難しい試験ではありますが、今後も引き続き多くの需要が見込まれます。
次回は、実技試験が12月12日(日)に予定されており、
私は「造形」と「言語」を受験予定です。
実技試験の受験票は11月27日(土)~12月5日(日)までに郵送されるとのことで、
合格できるよう精進いたします。
今回受験された全国の皆さま、本当にお疲れ様でした!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。